秋の訪れと共にやってくる、山形名物「日本一の芋煮会フェスティバル」。大鍋で煮込まれる絶品の芋煮と、自然豊かな景色が広がるこのイベントは、家族や友人との楽しい時間を過ごす絶好の機会です。車がなくても楽しめるこのフェスティバルの魅力と、安心して参加するためのポイントを詳しくご紹介します。あなたもこの秋、山形の秋の味覚と文化に触れてみませんか?
「日本一の芋煮会」ってどんなイベント?
「芋煮会」ってそもそも何?
山形県の秋の風物詩として知られる「芋煮会」は、地域ごとの特色が色濃く反映された、家族や友人たちが集まり、屋外で芋煮を楽しむ伝統的なイベントです。
芋煮は里芋や肉、野菜を煮込んだ料理で、その発祥は江戸時代にさかのぼるとされています。
特に山形県では、毎年秋になると河川敷や公園で芋煮会が盛大に行われ、多くの人々が集います。
「芋煮会」という言葉は、山形県において親しみ深いものであり、地元の人々にとっては秋の恒例行事の一つです。
この時期になると、山形市内のスーパーマーケットやお店には、芋煮用の里芋や肉、特製の醤油が並び、地元の人々が家族や友人たちと集まって芋煮を楽しむ姿が見られます。
「日本一の芋煮会」がすごい理由
「日本一の芋煮会フェスティバル」は、山形市の馬見ヶ崎川河川敷で開催される、芋煮会の中でも特に規模が大きく、地域外からも多くの観光客が訪れるイベントです。
このイベントの特徴は、直径6.5メートルの巨大な鍋で作られる芋煮。
これは日本一の規模を誇り、そのサイズ感はまさに圧巻です。
地元産の新鮮な里芋や牛肉を使い、醤油ベースの出汁で仕上げられた芋煮は、一度食べたら忘れられない味わいです。
第36回「日本一の芋煮会フェスティバル」の詳しい情報
開催日 | 令和6年(2024年)9月15日(日) 【雨天決行|荒天の場合は中止となる場合がございます】 |
場所 | 山形市馬見ヶ崎川河川敷(双月橋付近) |
開催時間 | 配食開始 9:30〜(なくなり次第終了) |
当日整理券 | 600円以上のご協賛または協賛チケット1枚にて整理券1枚と交換いたします。 →整理券配布開始時間 8:30〜(なくなり次第終了) |
配食数量(予定) | 約30,000食 |
主催 | ・日本一の芋煮会フェスティバル協議会 ・山形市 ・山形商工会議所 ・山形商工会議所青年部 |
予約チケット | 電子チケットサービス「teket」にて受付いただけます。 チケットは売り切れ次第終了となります。あらかじめご了承ください。 販売期間:2024年9月14日(土)12:00まで |
このイベントのスケールには圧倒されます。芋煮会の魅力は、ただ食べるだけでなく、その場の雰囲気や地域の人々との交流にあります。初めて参加する方も、地元の人たちと一緒に楽しんでみてください。
車なしでも大丈夫!アクセス方法
「日本一の芋煮会フェスティバル」の会場である馬見ヶ崎川河川敷は、シャトルバスや公共交通機関等を利用して簡単にアクセスできるため、車を持たない方でも安心して参加できます。
シャトルバスのご利用
下記の駐車場から、シャトルバス
P1シャトルバス | 山形ビックウイング | ||||
P2シャトルバス | 山形県庁駐車場 | ||||
運行時間 | 常時運行(8:00〜16:00) | ||||
運賃 | ・中学生以上 片道:200円 ・小学生 片道:100円 ・未就学児:無料 運賃は協賛金としてお預かりします。 乗車時、係員にお渡しください。 ※現金のみの受付となります。 |
特別無料シャトルバス
特別無料シャトルバス | 山形商工会議所駐車場 |
区間 | 山形商工会議所駐車場 ー 会場 |
運行時間 | 常時運行(8:00〜16:00) |
山形市中央駐車場(7:30〜22:00)
JRをご利用の方
JR山形駅から下記の路線バス(山交バス)をご利用ください。
山形駅 沼の辺行 – 下車/山形消防署前
運賃 片道:250円
※路線バスの混雑状況により、時間が遅れる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
お車でお越しの方
下記の指定駐車場をご利用の上、シャトルバスでお越しください。
- 山形ビックウイング
- 山形県庁駐車場
※駐車台数に限りがございますのでなるべく公共交通機関をご利用ください。
※県庁駐車場は大変混雑し、交通渋滞が予想されますので、他の特設駐車場や有料駐車場のご利用をお勧めいたします。
交通機関が充実しているので、車がなくても安心して参加できます。バスを利用する場合は、混雑を避けるために早めに出発するのがおすすめです。
子連れで参加する際の注意点と楽しみ方
「日本一の芋煮会フェスティバル」は、家族で楽しむのに最適なイベントですが、子供連れで参加する際にはいくつかの注意点があります。以下に、子供と一緒に楽しく安全に過ごすためのコツを紹介します。
持ち物リスト
子供連れでの参加には、以下の持ち物を準備すると安心です。
- 敷物
長時間座って楽しむためには、クッション性のある敷物があると便利です。 - 防寒具
秋の山形は日中は暖かくても、夕方以降は冷えることがあります。子供用の上着やブランケットを持参しましょう。 - タオルやウェットティッシュ
食事の際に汚れた手や顔を拭くために必須です。 - お菓子や飲み物
芋煮を待つ間や、休憩時に子供がリラックスできるよう、お気に入りのお菓子や飲み物を持参しましょう。
子供が楽しめるイベント
芋煮会では、子供向けのアクティビティや遊具も用意されていることが多く、家族みんなで楽しむことができます。例えば、ミニゲームや手作り体験コーナーなど、子供が飽きずに楽しめる工夫がされています。また、イベントによっては、地元のマスコットキャラクターが登場し、子供たちに人気です。
安全に楽しむためのポイント
混雑する場所では、迷子にならないように子供としっかり手を繋ぎましょう。
特に幼児の場合、見失うリスクが高いため、目を離さないように注意が必要です。
また、会場は足元が滑りやすい場所もあるため、子供には歩きやすくて滑りにくい靴を履かせると良いでしょう。
家族全員が安心して楽しめるように、事前の準備が大切です。特に小さなお子さんがいる場合は、持ち物リストをチェックして忘れ物がないようにしましょう。また、事前に会場の地図を確認して、トイレや休憩所の場所を把握しておくと便利です。
芋煮会の歴史と豆知識
「日本一の芋煮会フェスティバル」には、山形の伝統と文化が詰まっています。芋煮の歴史や豆知識を知ることで、イベントをより深く楽しむことができます。
芋煮会の起源
芋煮会は、江戸時代から続く収穫祭の一環として始まったと言われています。
当時、収穫したばかりの里芋や野菜、肉を使って鍋料理を作り、皆で分け合うことで豊作を祝ったのが起源です。
この伝統が現在の芋煮会として受け継がれ、山形県の秋の風物詩として定着しています。
芋煮の味付けは地域によって違う?
山形県内でも、地域によって芋煮の味付けには違いがあります。
山形市周辺では醤油ベースが主流ですが、内陸部では味噌ベースの芋煮が好まれることもあります。
これにより、芋煮の味わいが地域ごとに異なり、同じ県内でもさまざまなバリエーションを楽しむことができます。
地域ごとの味の違いを楽しむのも芋煮会の醍醐味です。地元の人々と話しながら、それぞれの地域の特色を知ることができるので、ぜひ現地で色々な芋煮を味わってみてください。
まとめ
「日本一の芋煮会フェスティバル」は、家族や友人と過ごす楽しいひと時を提供するだけでなく、山形の伝統や文化を感じることができるイベントです。車がなくてもアクセスしやすく、子供連れでも安心して参加できるため、幅広い層におすすめです。
さらに、多くの人々が訪れるため、芋煮をスムーズに受け取るためには事前に「6.5m大鍋芋煮配布協賛チケット」を購入するのがおすすめです。これにより、長蛇の列に並ぶことなく、整理券なしでスムーズに芋煮を受け取ることができます。
今年の秋は、ぜひ「日本一の芋煮会フェスティバル」に足を運んで、山形の美味しい芋煮を堪能し、楽しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか。