
「自然豊かな場所でのびのび子育てしたいな」「山形県内で引っ越したいけど、どうやって家を探そう…」そんな風に考えているあなたへ。
結論から言うと、山形県内各地の「空き家バンク」は、あなたの理想の暮らしを見つけるための宝探しの地図のようなもの。この記事を読めば、県内全体の空き家バンクの探し方から、山形市を例にした具体的な補助金の活用法まで、すべて分かります。広い山形県だからこそ、あなたにピッタリの場所がきっと見つかりますよ。
- 山形県全体の「空き家バンク」がどんな仕組みか
- 県内各市町村の空き家バンク情報の探し方
- 具体的な活用例としての「山形市」の制度やお得な補助金
- 空き家バンクを利用する際の注意点とポイント
山形県の「空き家バンク」ってどんな仕組み?

まず、「空き家バンク」がどのようなものか、簡単におさらいしましょう。
「空き家バンク」とは、各市町村のホームページ等で物件情報を掲載し、空き家の利用促進を図る仕組みのことです。 空き家を「売りたい・貸したい人」と、その空き家を「買いたい・借りたい人」を、自治体が橋渡ししてくれる制度、と考えると分かりやすいですね。
ただし、県内で空き家を探す際には、いくつか知っておきたい大切なポイントがあります。
- 県内すべての自治体にあるわけではない
※空き家バンク制度がない自治体もあります。 - 利用ルールは市町村によって様々
市町村によって、利用登録や申請が必要となる場合があり、利用条件が異なります。 - まずは公式情報をチェックすることが大事
詳しい条件は、必ず各市町村の公式ホームページで確認しましょう。

「A市に住みたい!」と決めていても、隣のB町にもっと魅力的な物件や、手厚い子育て支援制度があるかもしれません。まずは広い視野で県内全体の情報を眺めてみるのが、理想の暮らしへの近道ですよ。
どうやって探す?山形県内「空き家バンク」一覧

「じゃあ、具体的にどうやって探せばいいの?」と思いますよね。 一番確実なのは、山形県の移住支援サイト「やまがた暮らし情報館」のまとめページを見ることです。ここに、県内の空き家バンクがある市町村のリンクがすべてまとまっています。
以下に、エリアごとに市町村をリストアップしました。気になるエリアからチェックしてみてください。
村山エリア
山形市、寒河江市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町
最上エリア
もがみ空き家の杜(最上エリア全域の空き家バンク)、新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村
置賜エリア
庄内エリア

車がない方や子育て中の方は、物件情報と合わせて、その市町村の「公共交通の利便性」「子育て支援センターや公園の場所」「学校や病院へのアクセス」などを地図アプリで確認するのがおすすめです。リアルな生活を想像しながら探すのがコツです。
【具体例】山形市の空き家バンクを見てみよう(補助金もチェック!)

県内にたくさんの空き家バンクがあることが分かりましたね。ここでは具体例として、県庁所在地である山形市の制度を詳しく見ていきましょう。市町村によって制度は異なりますが、どんなメリットがあるのかイメージするのに役立つはずです。
山形市の制度のポイント
山形市の空き家バンクは、市のホームページで物件情報を探せるだけでなく、市と提携した不動産業者が仲介に入るため、安心して取引を進められるのが大きな特徴です。
登録料はもちろん無料です。
山形市の大きな魅力が、手厚い補助金制度です。これを知っているといないとでは大違い!
子育て世帯などが親世帯と同居・近居するための住宅購入やリフォーム費用:最大130万円
(山形市多世代同居・近居支援事業補助金)
家財道具の処分・清掃費用:最大10万円
(空き家バンク利活用推進補助金)
不動産屋への仲介手数料:最大5万円
(空き家バンク取引仲介手数料補助金)

これはあくまで山形市の例です。しかし、他の市町村でも移住者向けのリフォーム補助金や、独自の支援策を用意している場合があります。「この町いいな」と思ったら、空き家バンクのページと合わせて「〇〇市 移住 補助金」といったキーワードで検索してみましょう。思わぬお宝情報が見つかるかもしれません!
まとめ
今回は、山形県全体の空き家バンクの探し方と、山形市を例にした具体的な活用方法をご紹介しました。
山形県は、都市の便利さと豊かな自然が共存するとても魅力的な場所です。広い県内には、あなたのライフスタイルに合った場所がきっとあります。
まずは気軽に気になる市町村の空き家バンクをのぞいてみてください。
補助金などの制度もしっかりチェックして賢く利用することが、理想の暮らしをお得に手に入れるための重要な一歩です。


