
山形県への移住を考えているあなたに、嬉しいお知らせがあります。
実は、東京圏からの移住者には「移住支援金」という制度があって、最大100万円の支援を受けることができるんです!
私もこの制度を利用したかったのですが、引越しの際に市からの情報提供がなかったため、申請資格を逃してしまった経験があります。この記事では、移住支援金の詳細や申請方法について、わかりやすくお伝えしていきますね。
- 山形県の移住支援金制度の概要と申請条件
- 支援金をもらうための3つの必須条件
- 移住支援金を受け取るための申請方法と注意点
移住支援金とは?

移住支援金は、東京一極集中の是正や地方の担い手不足対策を目的とした制度です。
山形県では、東京圏から移住し、就業等を行う方に対して、経済的な負担を軽減するための支援を行っています。
この制度は、地域の活性化や人口減少の対策としても重要な役割を果たしています。
支給額
世帯移住の場合 | 最大100万円 |
単身移住の場合 | 最大60万円 |
18歳未満の世帯員がいる場合 | 1人当たり最大100万円の加算 |
例えば、ご夫婦とお子さん1人で移住した場合、世帯分100万円+お子さん分100万円=最大200万円!
これは新生活の大きな支えになりますよね。特に子育て世帯にとっても、初期費用をカバーできるのは心強いポイントです。
参考文献

この金額、本当に大きいですよね!特に子育て加算は手厚い!ただし、「最大」とあるように、詳細はお住まいの市町村にご確認くださいね。
あなたは対象?3つの必須条件をチェック!

移住支援金を受け取るためには、以下の3つの要件をすべて満たす必要があります。
【条件①】移住元:どこから移住した?
原則:東京圏(※)から移住
原則として、東京圏(※)からの移住が対象です。
▼以下の両方を満たすことが必要です。
かつ
※東京圏:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
※条件不利地域:奥多摩町、秩父市、館山市、山北町 など(詳細は公式サイトで確認)
※学生特例:23区への通学期間も、条件Aの通勤期間として加算できる場合があります。
【条件②】移住先・時期:どこへ、いつまでに申請?
- 山形県内の対象市町村に移住していること(一部市町村は対象外)
- 【超重要!】住民票を移してから「1年以内」に申請すること!
- 申請後、5年以上継続して移住先に住む意思があること

私はこの「1年以内の申請」を逃して対象外になってしまいました…。
1日でも過ぎると支援金は受け取れません!
【条件③】就業等:移住先で何をする?
以下のいずれか1つを満たす必要があります。
- (a) マッチング支援
→ 「JOB山形」の対象求人に就職(週20時間以上、無期雇用などの条件あり) - (b) 起業支援
→ 山形県の起業支援金の交付決定を受けている - (c) 専門人材
→ 特定の制度を利用して専門職として就職 - (d) テレワーク
→ 東京圏の仕事を自己都合でテレワーク継続する - (e) 関係人口
→ 移住先の市町村が認める形で地域と関わる
参考文献
山形県移住支援事業(移住支援金)について – 山形県庁公式サイト

条件は少し複雑に見えますが、特に【移住後1年以内の申請】だけは絶対に忘れないで!
引っ越し後は忙しいですが、最優先で確認・行動しましょう! 対象かどうか不明な点も、まずは市町村に相談です!
どうやって申請する?流れと注意点

条件を満たしそうなら、次は申請です。
申請の流れ
- STEP1移住&活動開始
山形県内の市町村に住民票を移し、上記の就業等の条件を満たす活動を開始。
- STEP2申請書類準備
移住先の市町村のHP等で必要書類を確認し、準備する(就業証明書、住民票など)。
- STEP3申請
住民票を移してから1年以内に、移住先の市町村の担当窓口(企画課、まちづくり課など名称は様々)に申請書類を提出。
- STEP4審査・支給
市町村での審査後、支給が決定されれば支援金が振り込まれます。
申請・相談先
あなたの新しい住所がある、山形県内の市町村役場 です。
- 具体的な担当課や連絡先は、各市町村のウェブサイトで確認するか、代表電話に電話して「移住支援金の担当窓口をお願いします」と伝えましょう。
- JOB山形のサイトにも一覧があります。
- 申請期限(転入後1年)は絶対厳守!
- 予算上限あり! 年度途中で受付終了の可能性も。早めの申請がおすすめです。
- 返還の可能性あり!
・虚偽申請は当然NG。
・申請日から5年以内に移住先の市町村から転出したり、1年以内に対象の仕事を辞めたりすると、全額または半額の返還を求められる場合があります。 (詳細は要確認)
参考文献

まずはご自身の状況が対象になりそうか、移住先の市町村に電話一本入れてみるのが一番早くて確実です。「東京圏から引っ越してきたんだけど、移住支援金の対象になるか知りたくて…」と気軽に聞いてみましょう!
まとめ
この制度は、あなたの山形での新生活を、金銭面から力強く後押ししてくれます。
私のように「知らなかった…」と後悔しないためにも、対象になる可能性があるなら、ぜひ積極的に情報を集め、行動に移してみてください。
まずは、お住まいの(または移住予定の)市町村役場への相談から!
あなたのやまがたライフが、素晴らしいものになるよう応援しています!